2016年10月29日土曜日

自動ブレーキが搭載されていたら・・・

昨日、横浜市で小学一年生の児童が追突事故に巻き込まれて亡くなる痛ましい事故がありました。

テレビニュースで、防犯カメラ2台に映った事故を起こした車両の走行状態が公開されてました。

事故直前の防犯カメラでは前方車両のブレーキランプが点灯しているのに対して、事故車両のブレーキランプが点灯していないばかりか速度が増していることから、交通事故に詳しい解説者が「ブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性がある」と指摘していました。

事故車両の運転者は87才。 普通に考えて反射神経が衰えている年齢なんだよね。

自他共に認める健康老人だったんだろうけれど、なぜハンドルを握らせ続けたのか?

4人に1人が65歳以上の高齢社会にあって、高齢者の運転を一律に規制するのもどうかと思うけれど、この方の年齢で運転に反対する近親者はいなかったのだろうか?

また、交通事故のニュースを見る度に自動ブレーキが搭載されていたなら事故は防げたか、ここまでの重大事故には至らなかったであろうと思うことが多々あります。

運転者が意識を失って歩道を暴走した事故もそうでした。T字路の薬局に突っ込んだ事故もありました。

今回は軽トラックなので自動ブレーキが実装されているクルマはまだありませんが、運転者の年齢を考えた時、せめて自動ブレーキが登載されているクルマであったら・・・と思いました。

YouTubeの自動ブレーキ試験の結果を見る限り、今年に入ってから販売されたクルマの自動ブレーキシステムは40km/hであってもかなり有効に作動しています。

最近、各自動車メーカーも「レーザーレーダー + 単眼カメラ」で約50km/hまで作動する自動ブレーキを軽自動車にも装備し始めています。

高齢者が運転せざるを得ない環境にある方々は、せめて50km/h作動の自動ブレーキ登載車に買い換えていただきたいものです。

また、各メーカーもい替え需要を喚起するような魅力的なクルマを出して、自動ブレーキ搭載車の普及の加速に努めていただきたいと思いました。

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