MACDはシグナル線に下降クロス気味。ストキャは上限張り付き。先週は間近に迫っていた75日線と200日線のゴールデンクロスが明確に達成。5日線、25日線、75日線の３線が上向き揃い踏み。
◎週足チャート
MACDは快調に上伸中。ストキャは上限に達しているが、MACDの形状からは張り付きが予想される。
◎今週の予想
週末時点の騰落レシオが139と過熱圏に達しているが、値幅の小さな上昇で値上がり銘柄数を稼いだことによるもので、実態としてはそれほど過熱していないと考える。
むしろ、直近の投資主体別売買動向を見るとおり個人投資家は売りに傾いており「押し目待ちに押し目なし」の状態と思われる。
とは言っても、一気の上昇というより、依然として「懐疑の中に生まれる」上昇初動であると推測することから、上下もみ合い週を予想。週末金曜が３兆円を超える大商いだったことから、週初、上値の重さを見せられたときの市場の反応を注視したい。
全般的に、25日線乖離率も+3.1%の上方乖離を生じており、一気に上がるよりも、もみ合いで日柄調整し 25日線の上昇を待って再浮上するシナリオが好ましいと考える。
なお、リスク要因として、クリントン候補のメール問題再燃で米大統領選の不透明感が高まり、いったんの冷やしに入る可能性もある。中傷合戦に堕した大統領選がここまで落ちるとは･･･。ただ、投票日までに捜査が終わらない可能性が示唆されており押しがあったとしても限定的と考える。
私の戦略
単期買いポジ持続。ただし、混沌とした大統領選を前にNYが高値追いするとは思えないことから、状況に合わせて17,500円付近でポジション調整も一考？
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