2016年9月22日木曜日

日銀会合とFOMCを経ての相場雑感と私の戦略

日銀会合もFOMCも事前コンセンサスどおりで波乱なく通過したと思いましたが、やや意外だったのは次の2点。

  • 日本タイムでは日経平均が少し上方にオーバーシュート
  • 欧米タイムで円高進行し、特に日本休日の本日は一時100.10円

特に昨夜から本日にかけての円高進行により、NYダウの上昇にもかかわらず日経平均(CFD)が値を戻していないことも気がかりでしたが本日午後の財務省と金融庁、日銀はの3者会合、浅川財務官談話に市場が反応したことにとりあえず安堵

今晩のNY~明日の日経平均の動きを見てみないことには確度の高い予測はできませんが、昨晩までの両市場の動きを見る限り(詳細は次回に譲りますが)テクニカルが好転の兆しを見せていることから目先は上を目指す動きが継続するのではないかと思っています。

ベストシナリオは、今夜のNYダウが続伸し、明日の日経平均がGUで上伸し、翌週と合わせて三空や三空もどきを形成することですが、既に昨日25日線を抜いたことから、次の想定節目は直近の窓である16,840円程度と残り40円ほどと近すぎます。

・・・とすると、次の節目は17,000円大台回復となり、あまりに強すぎる動きが求められることから(NYダウの結果を見ないうちには) 現実感が沸かない点が難点です。

ただ、NYダウがほどほどに上昇し、ドル/円の100円割れが回避できればベストシナリオに近い動きも可能だと思っています。

次善のシナリオは、前日の陽線内での包み足となる動きですが、リズム的にも陽線で引けるような気がします。来週、配当取りを控えていることからも明日は堅調となるのではないかと思います。

日銀会合日の日経平均の動きが本物とすると、今週の予想に若干の上方修正を考える必要があるかも知れません。

来週の予想は、明日及び明晩の日経平均及びNYダウの結果を踏まえて週末に再度分析します。

私の戦略
前日の日経平均の大引けにかけての+100円はショートカバーによるオーバーシュートと見て単期買いポジの3分の2をいったん利確。時間外にて買い戻し、依然短期買いポジ持続。明日も上値を取った場合は、日本タイムでの利確、時間外での買い戻しが有効か? 円高が一気に95円まで進めば日経平均大幅安もあるかもしれないけど、この局面ではちょっと想像できない。
  
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