家人と子どもは、口の中がネバネバするからとの理由で食べなかったので、私が毎日のように食べていました。
1パックに6個くらい入っていて30個は食べた気がします。
昔からいちじくの粒々やほんのりとした甘さが好きでしたが、これほど食べた年はありませんでした。
調べてみると、ギリシャ神話や旧聖書にも登場しており、栽培果樹としては世界最古の歴史を持つようです。どうりで古代を連想させる色や形をしていると思いました。
水溶性の食物繊維ペクチンやカルシウム、鉄分など血や骨の素となるミネラル分をバランスよく含んでいて栄養価が高く『不老長寿の果物』と呼ばれているようです。
たしかに、いちじくのネバネバした感じや粒々感、柔らかな甘さはどこか呪術的な感じがして、中世ヨーロッパの呪術師が不老長寿の秘薬だと言って恭しく持ってきたら信じてしまうかも?
日本では、いちじくというと、便秘の時に使う、いちじくの名前が付いた薬剤のイメージしかありませんでしたが、不老長寿の効果があるのなら自分でも買ってもっと食べれば良かったと、ちょっと後悔。
秋果は10月までのようですが、スーパーに行っても出ていないのでもう終わってしまったようです。来年は自分でも買ってたくさん食べてみます。