週末の時点では直近の窓埋め16,840円~17,000円手前で高値をつけた後にいったん下落すると考えて戦略を立てていましたが、週初から大幅下落してしまったため、メインシナリオに若干の修正が必要となりました。
本日はネックラインと想定している16,320円を一時割り込みましたが、米国大統領候補テレビ討論会でのクリントン候補優勢の流れから買い戻され、+139円高で引けていますが、昨日の寄り付きは上回っておらず、週初下落の影響でストキャは陰転継続、MACDにも陽転サインが点灯し切れておらず、金融株のチャートも立ち直りが見えておりません。
とりあえず本日の反転は、クリントン候補がテレビ討論を無難に乗り切りそうだったことから目先の売り筋が買い戻しを急いだか?
BS放送で討論を見ていましたが、トランプ候補は聴衆を扇動しながらムードを高めていく劇場型のスタイルをそのまま持ち込んでいて、今回のテレビ討論会のようにじっくり聞かせる演説とはミスマッチだと感じました。
何より、クリントン候補がめまいで瞬間クラッとする場面があるのでは?と冷や冷やしながら見ていましたが、何事もなく過ぎたことが良かったです。
さて、週初の大幅な押しによって再度検討すべきは次の2点だと思います。
その1 ・・ 上昇トレンドは遠のいた
明日の配当落ち分120-130円によりチャートの悪化を防ぐことが出来るかが重要になると思います。
19:30現在、先物は16,420円と225引けから-160円安で推移しています。このまま朝まで推移したとすると、配当落ちと合わせて-290円安となりチャートはさらに悪化します。
配当落ち分が埋まらない場合、じり安となって16,320円を割る動きとなり、しばらく下値を試すことになることも想定されます。
なお、一日で埋めなくても今週末までに埋めれば上昇トレンド回帰の可能性は高い?
その2 ・・ 上昇トレンドに回帰
先週金曜日の買いがスピード調整により需給整理されたことで、17,280円を目指す動きに変わる可能性も・・・。
17,280円は本日の安値+1,000円。(先物で考えれば17,150+1,000円=17,150円)
この場合は、配当落ちを埋め、25日線16,723円を速やかに超えて上昇していくことが理想的。
なお、本日の5日線は16,656円、25日線も16,724円で両線とも上向きを維持(転換)しています。ちなみに、明日は-130円安までなら両線とも上向き維持。
◎私の戦略
正直、月曜の下げがここまでの深押しになるとは・・・。月曜の朝、日経平均CFDより150円近くGDスタートした極端に弱い動きから察することができなかったことが敗因。
短期資金にまた長い旅をさせていしまった鱈レバの大きさに反省。本日、若干買い乗せ。単期ポジ持続。