2016年9月25日日曜日

今週の相場予想及び私の戦略

◎概況
金曜の日経平均は異様に弱かった。朝の日経平均CFD は16,920円あたりにいるのに、東京市場先物の気配値が一向に上がらずCFDが徐々に連れ安となり、寄り付きはGDスタートとなりました。

前日木曜の300円上昇の反動と売り圧力の高さを見せつけられた感じでした。

さて、先週、日経平均のネックラインは16,320円あたりと予想しました。このラインを割り込むことなく反発に転じたことから、とりあえず一安心しましたが、上昇トレンドに復帰したと判断するはまだ早と思っています。

日足MACD、ストキャともに比較的低い位置から陽転を始めましたが、週足はやや下向きでシグナル線との絡み合い、ストキャは陰転継続となっています。

仮に、週末金曜日にCFD値どおりGU上昇していたならば週足MACDが陽転し、ストキャも立ち直りの兆しを見せ、先週予想していた陽転に結びついたのですが、金曜の日経平均が弱かったため現実化には至りませんでした。

ただ、週足の26週線と13週線がゴールデンクロスの兆しが生じていることや日経平均は5日線、25日線ともに上回っており両線ともに上向きに転換していること、TOPIXの週足MACDには陽転の兆しがうかがえるため、現時点では下への疑いの目をもって見る相場でもないと思います。

日銀のETF買いのTOPIX型編入もTOPIXの上値を支えるように思います。

◎今週の予想
ドル/円の100円割れの攻防が想定されますが、先週木曜の休日には円買いの動きを受けて財務省と金融庁、日銀の3者会合を急遽開催するなど円高抑止に向けての強い姿勢を示していることから、新たな材料が発生しない限りは100円を割った円買いを続けることは難しいと考え、ドル/円は一進一退の中、日経平均はもみ合いながらも堅調となるのではと考えます。

上値メドとしては①の抵抗ラインと直近の窓である16,840円程度~17,000円、次に②の9/5高値17,156円、③5/31高値17,251円を順次超えて上伸できるかだと思いますが、来週には米雇用統計が控えているため、今週の高値は①の範囲内か?

また、上値の判定ラインとしてMACDの8/12、9/5の上限をメドとする考え方も有効と思われます。

つまり、それぞれの上値メドに達した際にMACDが⑤に達していなければ、日経平均はさらに上を目指すという考えです。

ただし、現状では日柄や累積売買代金の重さから③17,250を超えることは難しいと考えています。※一気に抜けばこの限りではないが、可能性はかなり低い。

鬼門は配当落ちと米大統領選テレビ討論会?
注意日としては9/28の配当落ちが考えられます。配当落ちは120円~130円が計算されており、この配当落ちを埋めて上伸できるか注視すべき一日となります。

また、週初9/26に行われる米大統領選テレビ討論会。クリントン候補も周到に用意して臨むため波乱はないと見るが、唯一の懸念が討論中の健康問題アクシデント。何事もなく無事に乗り切ることが前提。

◎私の戦略
金曜のナイトセッションにて先物買い乗せするも、NYダウが弱含みのため買い乗せ分は早々に薄利で利確。単期買いポジは引き続き維持。17,000円前後または来週前半でいったん利確か?
  
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