2016年8月15日月曜日

ドル建て日経平均が昨年来高値に並んだことが意味するもの

先週、ドル建て日経平均高値が167.10ドルとなり、昨年5月につけた169.30ドルとほぼ並びました。

つまり、ドル建てで取引する海外投資家から見れば、日本株は昨年来高値に並んだことになり、買いの回転が効いていることになります。

なお、昨年5月の日経平均(円建て)は20,955円で、国内投資家は4,000円も出遅れ(割り負け)ていることになります。

原因はもちろん円高が日経平均を押し下げているのですが、個別株をドル建て (概算値) で見ると

  • NTT : 昨年5月 35.8ドル→現在48.2ドル
  • MUFJ: 7.5ドル→5.17ドル

今後は、日経指数の上昇とともに、これまで売られていた景気敏感株が買われ、さらに指数を押し上げる構図が顕著になると考えており、チャートの改善や大型株への回帰など既にその萌芽が始まっていると見ています(続く)

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