2016年7月18日月曜日

クルマのアベノミクス?は順調に進展 - 自動運転から広がる未来

先週、日産自動車が自動運転技術「プロパイロット」を搭載した「セレナ」を8月下旬以降に発売すると発表しました。

自動運転とは言いつつも、よく見てみるとクルーズコントロール(前車追従)に車線検知ハンドリングが付加されたもので、自動運転と名付けるのはちょっとつらい感じがします。

ただ、2018年にはバックカメラを搭載し(現行はフロントカメラのみ)、高速道路での車線変更を自動的に行うとし、さらに2020年までに、交差点を含む一般道での自動運転技術を投入予定とのプレスリリースが出ており、俄然、期待が盛り上がります。

再来年に高速道路での完全自動運転が実現すれば、わが家は既に遠出の機会が減ってしまいましたが、子育て真っ盛りの家庭のお父さんの負担がかなり減ることになます。

もし、トラックやバスにこの技術が搭載されれば、長距離運転者は過重労働から解放されることになります。

歩行者や自転車、バイクなどが複雑に混在する一般道での自動運転の実現はかなり難しいのでは?と素人目で思っていますが、もしかしたらという期待も感じます。

おそらく、トヨタ、ホンダの自動運転者も同時期の投入を視野に開発が進んでいると思います。

それにしても、安倍首相が昨年10月に「東京五輪・パラリンピックがある2020年の東京には、自動運転車が走り回っている。皆さまに使っていただけるだろう」と述べた時は、どうせ高速道路のみの自動運転だろうと思ったのですが、期待以上に技術開発が進んでいることに驚きました。

是非はともかくとして、クルマのアベノミクスとも名付けたくなるような安倍首相の存在感を感じてしまいました。もちろん、舞台裏は、経産省とメーカーとが歩調を合わせて安倍首相が自らの手柄であるかのように言ったのだと思いますが・・。

自動運転車が走り回るすぐそこの未来は、クルマの買い換え需要もかなり増すのではないかと考えられることから、大型の成長分野として期待されますね。

最近はハンドルを握ると、運転の楽しみよりも周囲のクルマの挙動に気を遣うことが多くなりましたが、目的地を入力すれば自動的に連れて行ってくれる自動車は、今後、反射神経の衰えなど老化現象が進むであろう私にとっては夢のような未来です。

来年早々にもクルマを買い換えようと思っていましたが、3年~4年で再買い換えというのも考え物なので悩みどころです。

超小型モビリティカーはもちろんのこと、人間が乗ることの出来る超大型ドローンの自動操縦でスーパーマーケットに行くことの出来る未来もきっと来ると思います。・・夢のある未来が待ち遠しいです

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