文鳥はヒナから慣らすことによって手乗り文鳥になります。
また、写真のように手の中にすっぽり収まる握り文鳥にもなります。指の間から顔を出す文鳥のきょとんとした表情はとても愛らしいです。
なお、人の手に慣らすことには別の意味もあります。
文鳥の健康管理です。写真の握り方とは異なりますが、お腹を上にして手のひらで握ることを「保定」と言って、爪を切ってあげたり、投薬したりする際に必須の姿勢です。
また、腹部の皮下脂肪を触診して皮下脂肪の有無 (肥満度) を確かめたり、胸筋の発育具合を見ることも文鳥の健康管理に大切です。
そのためには、普段から人の手に慣らすことが必要だと飼育書にも書かれていました。
もっとも、文鳥が人の手に慣れてくれることはヒーリング効果の増幅につながり、飼い主の健康管理の意味合いが強いようにも思います。