多くの方が指摘されているとおり、先週末の日経平均は、一目均衡表の雲のすぐ下に位置していることに加え、雲がねじれている最も薄い部分であることから、メインシナリオとしては一気に上昇していくと考えるのがセオリーとなっています。
また、前々週の安値の15,000円近くでは信用評価損益の買い残がかなり悪化していたことを考えると、個人投資家は前週の上昇局面では買い向かう余力が乏しく、逆にやれやれ売り、または様子見であったことが想定されます。
以上から基本は前述のとおり上と考えますが、若干、強気になりきれないところとして為替と株価の相関関係が強くなっている中で、為替の動向が読み切れないところです。
今夜のNY市場が力強く上昇し、一気に円安株高が進むのであればメインシナリオで上が有力、模様眺め的な値動きに終始した場合は少し注意が必要のように思います。
週足では上昇初動を現しているように思えることから、仮に下げても週末には戻す早い展開を予想しています。その場合、瞬間的に16,327円(25日線)、16,100円(直近の窓)・・・の下値を試しにいくことも無きにしも非ずと個人的に考えています。
根拠としては、4/8~4/25の2,140円上昇局面での2日間で670円の下落再現です。(あくまでサブシナリオとして・・・)
私の戦略
今晩のNY市場の結果待ち。GU上昇以外は要注意? また、前週末高値の16,607円を明確に超えて引けるかが判断基準?