昨夜のNY市場は-22.74ドル安の17895.88ドルで引け、日経平均CFDは前日の日経平均終値とほぼ同額の15,289円。
昨日の日経平均は3日続落-102.75円安の15276.24円。
昨日、年初来安値から反発かと思われた金融株は引けにかけて値を縮め、反発の確証は得られませんでした。
ただ、日経平均並びに個別銘柄のチャートからは直近上昇に対する素直な調整をこなしているように見えます。
前日終値も直近上昇幅の半値押しとなる15,286円処で引けており、日足スローストキャはもう少しで底の位置にありますが、MACDは陰転近しに見え弱い感じです。ただ、チャートの未来予測は過去の経験則どおりに動いたとすれば・・・なので、市場が別の意思を持っているなら、どちらも急反転はあり得る位置。
日経平均5日移動平均線は、15,912円とピークから100円下降し、再度上向かせるためには410円以上の上昇が必要となっており、本日の1日ではハードルが高いが、来週までの数日かけて上昇するシナリオを用意できれば可能の仮定条件付き・・・。
今夜の米雇用統計については、前月が異常値であっただけに注目度がより高くなっており、下振れた際の為替への影響が懸念されます。
仮に雇用統計が良い結果だとしても日本市場が上昇するかどうか?
7/1に日経平均CFDとダウ平均CFDの単純差異が1,900から2,200に広がったと投稿しましたが、現在は2,600ポイントに拡大。これもドル/円のなせる技。
◎昨日の夕刻以降に公表された指標
・松井証券・信用評価損率
買い残が-16.485へと悪化。通常、-15%以上は陰の極とされ、かなりの確率で打診買いのレベルだと思います。ただし、2/12には-25.9%にまで悪化しており、判断は難しい。
・空売り比率
計41.8%とやや落ち着いている。なお、価格規制なしが前日の6.1%から5.1%に減少した。
私の戦略
どうも為替を見ていると、個人的な感想として円高がどこに落としどころを求めているのか判然としない。万が一の場合、瞬間100円割れで止まるのかどうか?
やや弱気なので、イベントリスク回避でデイトレのみ、持ち越しなしか?