本日前場の日経平均は、寄り付きの小幅高から前日比120円高程度の15,399円まで買われましたが、その後急速に売られ、前引けは-59円安の15,217.24円となりました。
前引けの日経平均自体にはそれほど違和感はありませんが、売られ方の急速さには意図的なものを感じます。
金融株、殊にメガ銀株の動向を日経平均14,800円処のWボトム形成の先行指標として注目していますが、寄り付きは高く始まったものの指数の下落とともに前日比1.5%を超える下落となっており、少なくとも現段階ではWボトム形成に黄色信号が点っているように思います。
ただ、各種テクニカル指標や買い方の信用損益率の悪化など、目先の底は近づいていると思われることから、このまま14,800円を割るということではなくて、いったんはWボトム形成への期待感を抱かせる形になると思われます。この辺の中・長期予想については、週末に再度考えてみたいと思っています。
さて、後場は、先物5分足MACDが-30まで落ちているため、-40~-60程度(15,100円処?)まで再下落してリバウンドするか、後場寄りからリバウンドし、引けにかけて再下落するかのいずれかと思います。