◎チャート分析
日足はMACD及びストキャともに急伸途上。出来高増を背景に続伸が予想される一方で需給面での揺り戻しも想定される。
週足のMACDはもみ合い離れからの上昇初動。ストキャはやや気迷い症状も見せている。
◎今週の予想
先週の流れからは続伸が予想されるが、素直に上に行くかどうか? むしろ、先週、4/28高値の17,600円を達成していることから、いったんは押してくると考えるのが道理か? その場合の押し目は25日線の17,100円処、または13週線の16,850円処。
反面、「押し目待ちに押し目なし」を地で行く展開となり、あっさり18,000円付近への到達もあるかも知れぬという読みにくい展開。
◎三菱UFJに注目
MUFJは昨年11/13の戻り高値841円から2/12安値の431円までの3ヶ月で約半値への急落を演じている。かねてから、この急落の巻き戻し相場が訪れると予想していたが、今回、この巻き戻しが実現するか否かが日経平均の19,000円~20,000円達成の鍵になる。
折しもMUFJを代表するメガ銀行株や証券株の急落を他所に上昇していたNTTが今回の局面で急落しており、金融株復権の芽は出ていると考える。
私の戦略
日経平均の上昇を見込んでいるものの、昨年12月からの下落ほどの一直線にはならず急騰・急落を繰り返すわかりにくい相場を想定している。
具体的には17,200円前半で打診買い・上げれば利確。次は17,100円・・・と小刻みな売買を想定。ザラ場、いったん13週線の16,800円台まで押す可能性も考慮しています。
現在、単期はノーポジ。