今月発表分から季節調整値を主体にして発表されています。
これまでは原数値主体で取り扱われていて、季節調整値は末尾の付録のように扱われていましたが、やはり季節調整値の方が実態を反映していますよね。
で、結果は、
10月の現状判断DI(季節調整値)は、前月比3.0ポイント上昇の49.3
- 家計動向関連DI(季節調整値) は、小売関連、サービス関連等が上昇したことから前月比3.5ポイント上昇の47.4。
- 企業動向関連DI(季節調整値) は、製造業等が上昇したことから前月比1.8ポイント上昇の51.1
- 雇用関連DI(季節調整値)も前月比1.8ポイント上昇の51.1
10月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月比3.0ポイント上昇の57.9
- 家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIともに1.4%、1.4%、2.8%上昇した。
- なお、原数値では、現状判断DIは前月比1.4ポイント上昇の46.2となり、先行き判断DIは前月比0.5ポイント上昇の49.0となった。
冒頭のエクセルの表は季節調整値の長期時系列数値がないため、原数値を用いたグラフとなります。
いずれにしても、夏以降、景気ウオッチャーの景気に対する見方は小幅ながら上昇していることがわかります。
11月はどうなんだろうな? 急に冷え込んできたので季節商品がそこそこ売れて、円安株高が続いてくれれば持ち直しはいっそう鮮明になると思うのですが、トランプリスクや中国の減速など…。
懸念は尽きずですが、ぜひ上向きに進んでほしいものです。