◎日足チャート
MACDはシグナルとの絡み合い。ストキャは下降。どちらも月曜の動き次第では陽転も下落もあり得るもみ合い圏。
◎週足チャート
MACDはわずかに陽転の兆し。ストキャはかなり低い位置まで下りており陽転可能な位置。
13週線と26週線のゴールデンクロスは継続。日経指数は13週線を下回るも26週線は上回っているも僅か。このまま維持できるかが鍵。
◎月足チャート
先週末で月足が完成しました。ストキャは文句なく上昇中。MACDも上昇中であるが、勢いがやや緩慢になっており正念場。
◎今週の予想
先週の猫の目相場に見るとおり、刹那的な需給頼りの展開を繰り返しているだけに目先の上下判断は難しい。
特に週末のNYダウはドイツ銀行問題の後退により164ドル高となり、月曜の東京市場は16,540円あたりからのボックス中立圏からのスタートとなる強い展開が想定されます。
問題はその後。どうしても先週のように翌日に前日の上昇を取り消す弱い動きを連想してしまいます。
ただ、週末に日経平均先物が時間外に16,310円の安値をつけて反発していることと、騰落レシオは過熱圏ながら、RSIなど他の指標は中立圏であること、週足26週線16,420円のサポートなどから、目先はボックス上限付近への上昇が有利と見ています。
16,840円突破後は直近の窓16,920円、17,000円、17,150円の節目突破を予想していますが、今週末の米国雇用統計、日曜の米大統領選テレビ討論会、来週末は東京市場SQと重要イベントが待ち構えているだけに、上げてもボックス上限に届けば良いほうで、週末が近づくにつれ先週同様の行って来いか? ただし、出来高(売買代金)を伴って上伸するなら17,000円突破もあると見る。
仮に思惑とは逆に日経指数が下落方向に動き、週足26週線16,420円の割れ方次第では16,300円割れの下方リスクを強く感じます。
◎私の戦略
NYダウにもみ合い上離れを感じつつも確信が持てない。あと100ドル上げてくれれば強気になれるが・・・。もたつくようならイベント前のポジション調整で短期買いポジは縮小・解消か?
第一回の米大統領選テレビ討論会がクリントン候補優勢で進んだだけに、税金逃れのトランプ候補も悪材料出尽くしで二回目は巻き戻しそう?