2016年10月10日月曜日

今週の相場予想及び私の戦略

◎日足チャート
MACDは上昇の勢いが緩慢になっているが依然として上向きを維持している。ストキャは頂点から下向きに折り返しており陰転の兆しが見て取れるが、ここから粘りを見せるケースもある。

移動平均線は200日線が下向き以外、5日線・25日線・75日線ともに上向き維持。

◎週足チャート
MACD、ストキャともに陽転の兆しを見せている。13週線と26週線のゴールデンクロスも継続。上には52週線が17,139円で下降気味の横這いで控えている。

◎今週の予想
日経平均の日足・週足チャートからは上昇の気配を感じるものの、先週のドル/円の104円超はややスピード違反を感じることから、まずは100円~の上昇に対する自立調整に伴う日経平均の足踏みが生じると考える。

ただし、ドル/円は先週末の米国雇用統計を受けて本日10/10(祝日)には海外市場で102.81円まで下落しており、この付近で止まることができるかが鍵。

個人的には102円中盤で止まると考えていますが、ここからしばらく102.80~103.80を中心値としてのもみ合いが続くか、スピード調整完了で再度円安に傾くか?

本日の第2回米国大統領選テレビ討論会は波乱なく終了で中立要因。市場は既にクリントン候補で半ば織り込んでいると思われるだけに同候補の健康問題が再燃する事態が発生しないことを願っている。

日経平均の想定レンジは、依然として16,300円~17,000円のボックスから期待していた新たなトレンドは生じていないものの、円高の収束期待や日銀ETF買いによる下支えなどから、やや上寄りの17,600円~17,900円で今週は推移すると思われる。ただし、為替等のきっかけ次第では上限超えも下限接近の可能性もあると思われる。

ただ、どちらの方向の可能性が高いかと問われれば、先月のメジャーSQが17,000円付近であったことから、今週末のSQも17,000円に近づく、または17,000円~も期待される。

私の戦略
依然として単期買いポジ持続中(途中、利確後買い戻し)。ドル/円を横目に、こまめに売買を繰り返す方が利が大きいか? いずれにしても、手放した途端に置いていかれる恐れも感じるため基本は持続。
  
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