2016年9月10日土曜日

グリーン車が静かな理由と隠される格差

先日、東海道新幹線のグリーン車が静かで振動が少なくて快適だったことを投稿しました。

今回は、その要因について調べてみました。

振動の少なさ(静かさ)には次の要因があるようです。
  • N700系は全周幌と窓の縮小
  • 台車の上部に防振ゴムを挿入した浮床構造等
  • 床に厚手の絨毯を敷いている
確かに、そのとおりだと思います。停止した車両に入った瞬間に「静かだなぁ」と思います。

また、「車体にモーターがなく、牽引されているだけなのでモーター音がしない分、静かで振動もない」との見解もありました。

加えて、個人的な見解ですが、普通車は、家族や友達での乗車が多い分、どうしてもお喋りしながら時間を過ごすことが多くなりますが、別途料金が必要となるグリーン車では、人数分の負担増(〜400km が4,110円、〜600kmが5,300円) となる家族連れや友達同士での利用が少なく、勢い一人客の利用が多くなる傾向があるように思います。

また、元々、際だって静かなためお喋りすることが憚られる雰囲気もあると思います。

昔だったら、一等車と四等車くらいの差なんだよな、きっと。
「グリーン車」って名前つけた人は偉いよな。「格差」を格差と思わせない柔らかな名前・・・。

本質が隠れる日本社会の特徴でもあるんだけどな。
  
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