オリンピック中継ではCMもオリンピック用に制作されたCMをよく見かけます。
いくつか気になったCMがありますが、トヨタ自動車のCMが私の心情と重なっていました。
キャッチコピーは『もうクルマに乗ることはないと思った』
海外とおぼしき田舎道を、外国人の初老の紳士がクルマの運転席に乗っています。
当然にして、ハンドルには手を添えていません。
クルマはなめらかに道なりに走って行きます。
私も普段から家族に「65才になったらクルマは運転しない」と公言しています。65才になるには、まだオリンピック4回分くらいの年数がありますが、高齢者の交通事故ニュースを見ていると、やはり65才くらいが運転を止めるメドではないとか思っていました。
けれど、最近の自動ブレーキ車の急速な機能向上や自動運転車実用化の展望を見ていると、そんな思いが杞憂に思えてきました。
そんなときに、トヨタのCMを見て、考えていることは同じなんだと思いました。
また、一昨日、フォードがハンドルもブレーキペダルもない完全な「自動運転」の電気自動車を、2021年までに発売する方針を発表しました。
開発姿勢の強さや技術力の強さのアピールのためで、あと5年でハンドルなしは難しいとは思いますが、にわかに自動運転の未来が賑やかになってきました。