週末のNYダウ平均は反発基調で始まったものの、序盤以降は売り物に押されて小幅高に留まりました。
日経平均CMEはドル/円が円高気味に推移したことから上値の重い動きとなり、前日の日経平均終値に対して100円ほど安く終わっています。
米国10年債の利回りは6/16の1.75%から一気に1.466%まで低下しており、これが円高要因となって、日経平均の足を引っ張っています。
◎日経平均のチャート雑感
日足・週足ともに気迷い状態。
日足はMACDが陽転間近を示していますが、ストキャがかなり上がってきていることを考えると再度陰転の可能性があり信頼性は微妙。
上に走れば上もあるけれど、ドル/円の傾向を見る限り、どちらかと言えば下が濃厚か?
理由として、前週の欧米株の上昇局面でも円安には動かず、逆に円買い圧力の高さを感じました。しかし、今週、ドル/円が100円を再度割るとは想定しにくいため、下押しても101円台後半処に相当する日経平均が安値メドではないか?
それにつけても、株価の上ではブレグジット・ショックを乗り越え、年初来高値を更新した英国FT100やほぼ全値戻りを果たしたNYダウに比べて半値戻しの後、売り筋に押される日経平均の弱さは特筆に値します。買いたい弱気か、本気の弱気か、前者の気もするけれど・・・。
私の戦略
月曜日は米国市場休場のため、朝だけ動いた後はお休みモード?
直近上昇幅の半値押しの15,286円水準が直近窓埋め値と合致しています。週前半にここまで押せば短期買いかも? ただ、 週末の米国雇用統計の読み方が難しすぎますね・・・。