2016年7月7日木曜日

重要な一日になりそう -7/7NY市場の結果を受けて

昨夜のNY市場は序盤こそ下押しして始まったが、その後買い優勢となり78ドル高の17918.62ドルで引け、日経平均CFDは前日の日経平均終値とほぼ同額の15,380円となりました。(7:45現在、15,344円)

昨日の日経平均の終値は-290.34円安の15,378.99円。前場500円を超える値下がりとなりましたが、後場の買い戻しにより下げ幅を200円ほど縮めました。

これで調整一巡と見るか、再度の下値試しがあると見るかは難しいところです。

本日、一気に長い陽線を引くならば、前日は価格の調整であり、調整が完了したとの見方も出来ますが、ほどほどの上昇であれば、下落日が2日と調整期間としては短く、昨日の夜間取引で日経平均先物が15,090円まで下落しましたので、日柄調整が必要と考えます。

年初来安値を更新したメガ銀株が出直らないことには日経指数の上昇は難しいと考えています。

なお、5日移動平均線はやや下向きに転換、MACDは陰転近しと黄色信号が点っており、本日の日経平均の終値が重要になると思います。(日中足が下振れしても、終値が+200円高で引ければ5日移動平均線はヨコヨコになります。100円高以上なら金曜日に望みを託すことになると思います)

◎昨日の夕刻以降に公表された指標
・松井証券・信用評価損率
買い残が-15.664へと悪化していますが、前日は-14.2と日経平均の下落ほどには悪化していないように感じました。ただ、目先の需給としては、買い戻しを急がせる相場の好材料が出ない限り売り方優位の展開には変わりない?

・空売り比率
 計43.5%と6/16の44.9%以来の高さとなりました。6/16の日経平均前日比は-485.44円安の15,434.14円でした。なお、価格規制なしが6.7%と、6%超えが3日連続となったことも懸念材料です。(空売り比率は逆指標となることもありますので、参考程度の指標となりますが・・・)

私の戦略
週内は、日足ボリンジャーバンド-1σの15,400円を上限、-2σの15,000円割れを下限とし、基本的にこの価格帯の中で海外市場の動向や新たな材料等が加わって上下すると考え、押し目待ち。

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