米国市場休場のため、欧州市場のみの開場となりましたが、欧州市場は連騰疲れの下落と順当な展開になりました。
ドル/円は昨日も相変わらず102.80が上値抵抗帯として意識されているように思いましたが、これだけ頑強に意識されると、仮に上抜いた場合には支持線となることが予想されます。
NY市場も、そろそろ連騰疲れが来る頃ですが、マーケットは意地の悪いもので、こういう時は押し目をつくらず上昇していくこともあるので油断なりません。
NYダウ平均のチャートを見ると、日足はストキャ(スロー) がそろそろ上いっぱいの感じですが、MACDはこれから上へ行くぞ!と意欲満々のチャートとなっており判断に苦しむところです。
この辺は、25日線を上回っていることを除いては日経平均のチャートと瓜二つです。
今週は米国も週末に雇用統計が控えていることから、このまま上値試しをするとは思えず、どこかで様子見の反動安が待っていると思います。
日経平均騰落レシオは連騰にもかかわらず93.55と過熱感はありません。25日前の高値は17,200円と高所から落ちているため、累計値下がり銘柄数が多いためです。
仮に本日、欧州市場 (FT100,CAC40) 並みの-0.8% の下落を日経平均に適用すると-126円安程度となります。
6/22の日経平均データ " -103.39円安、値上がり銘柄数411、値下がり銘柄数1,433 " にて騰落レシオをシミュレーションすると86.25まで低下すると試算されます。
本日の日経平均が欧州市場の下落を跳ね返すのか、素直に従うのかにより、今後の展開が見えそうです。