NYダウは+80.19ドル高の18,226.93ドル。S&P500は史上最高値更新。
日経平均CFDは16,080円と前日の日経平均終値の概ね380円高となっています。
前日の日経平均は、日足ストキャが底からの反転を見せ、MACDも陽転近しの位置にあるため買い戻しトレンドに転換した可能性を感じました。本日の東京市場は、前日に発生した上昇テクニカルサインの真偽が試されます。
前日の日経平均の大陽線は出来高が20億株に至らず、上昇の信頼性が問われるところですが、本日は大幅GUで始まることが確実視されており、その後の値動きと出来高が注目されます。
( 前日の出来高については、海外投資家はともかく、日本の個人投資家は、松井証券の買い残の信用評価損益は-15.039%となっており買いたくても買い余力が乏しいのでしょう )
現在の大勢としては下降トレンド中のあや戻しと思われますが、前週の15,000円から下では空売り筋としても売り余地が少なく、下落幅をつくるためには、先高感を演出して買いを呼ぶ必要があるため、しばらくは適度な押し目を作りながら上昇局面に移るのではないかと考えます。
この見方が正しければ、各オシレーター系指標が過熱圏に到達するまで(日柄としては10日から2週間前後?) 教科書どおりの上昇が続くと思っています。
本日は寄りつきの上昇により2日間で1,000円近くの上げとなる公算が強く上昇ピッチが早すぎることから、いったん調整するとの考えと、前日の出来高が少ないことからさらに上値を試すとの2通りが考えられますが、為替動向にかかっており、どちらになるかは微妙ですね。
ちなみに本日は終値が-40円以内であれば、5日移動平均線は下向きからヨコヨコになるため、5日移動平均線も今後の上昇をサポートすることになるのではないかと思います。