前場の動きを見る限り、前週に積み上げられた目先の空売り筋に買い戻しを急がせる展開となっており、短期需給に変化が生じている可能性も考えられます。
メガ銀株も前三営業日の高値を抜いて上伸していることも、短期トレンド変化の可能性を示唆する要素となっています。
今週は、週初安・後半高の展開を予想していましたが、本日寄り付き後に200円高近くまで上昇したことを考え合わせると、想定していた週初安は本日の上昇に対する調整 (半値押し~3分の一押し) で終了し、週央から週末高へとつながる可能性も生じているように思います。
この場合、日経平均の反発は、オシレーター系指標や信用評価損益率の一定限度までの改善まで続くように思います。
ただ、本日のドル/円は若干円高気味に推移しており、海外市場の動静によっては再度、円高圧力や空売り筋の攻勢が続くことも懸念されます。
後場の動きや各指標の変化を注視していきます。