昨夜は、欧米市場、NY市場ともに序盤から上昇し、NYダウは+284.96ドル高と300ドル近い高騰となりました。
日経平均先物は、私が起きている時間はドル/円が102.80で押さえられていたこともあって伸び悩んでいましたが、先物が終了したい午前3時以降にドル/円が102.60を突破し、CMEが一段高となりました。
7:30現在、ドル/円が102.80の位置にありますが、ここをサポートに103円台に乗せることができるでしょうか。
また、日経平均は、今のところ17,800円近くで寄りつく公算が強く、もしそうなれば220円~240円のGUとなり、為替の支援があれば16,000円近くまで到達する可能性もあると思います。
ただ、個人的には上値が重くなると考えていた15,800円に到達することや安値から1,000円高達成となることから、この辺が一つの目安かもしれないと思います。ストキャやMACDぱまだ初動ですが、初動だからこそ再度、下を向いてもみ合いとなる可能性もあるとは思います。
もちろん、16,000円を超えて上昇することもあるかもしれませんが、わかりません。
金融株や輸出株が強い浮力を伴って上昇できるかどうかにかかっていると思います。
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なお、前日の夕方以降に公表されたデータのうち、
気になったのは
1.松井証券の信用残評価損
売り残 -6.818%、 買い残 -16.089%
-1,286円安となった6/24の買い残の評価損益率は-19.425%
昨日の3日続伸+613円の半値戻しでも-16.089%と買い残に改善が見られておりませんでした。
おそらく金融株や輸出株の大幅下落が足を引っ張っているのだと思いますが、こけれだけ重いと、改善の方向よりも整理の方向に向かうような気がします。
2.空売り比率
価格規制ありは前日比-3.8%減と日経平均の上昇に相応して急減しているのに対し、価制なしは前日比+1.2%増の6.5%と増加していました。数値自体は自然だと思いますが、"価格規制あり" では売り方の買い戻しが進み、"価制なし "で空売りが進んでいることが気になりました。
以上のことから、上値目安としていた15,800円に近づいたこともあり、ここからの上値は少し重いかも?と感じました。あくまで個人的な見解です。